俺様男子とラブ同居
「歩夢っっ!!」


気がつくと…俺はそう叫んでいた。



「川村サンキュ。気をつけて帰れよ……」


「え、ちょっ……」


俺は宿題のプリントを、強引にポストに押し込んだあと、

気がつくと、歩夢のことを追いかけていた。




風邪を引いていることも、忘れていた。


誤解されたくなかった。



つーか…

なんであいつ逃げたんだ?


なんであいつ…

泣きそうな顔してんだよ…
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