俺様男子とラブ同居
頭の片隅で、そんなことを考える…


頬には汗が流れ、吐き出す息は白くて荒い。




どこ行ったんだよ…

こんな暗い中……1人じゃ危ねえよ。





その時…目の前に、制服を着た女らしき人が…



「歩夢っ!」


俺は歩夢らしき女の肩を触る。




「きゃっ……」

「・・・!」


振り向いたその女は、歩夢ではなく全然知らない女だった。



その女をよく見ると…

うちの高校のだと思っていた制服も、近くで見ると違う学校のものだった。




「……悪い」
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