俺様男子とラブ同居
『じゃあ、明日のXmasはそっちで過ごすのね?』

「………うん。そうする」


少し迷ったが、私はそう言った。




『そう…わかった。栄治がまた寂しがるわね(汗)歩夢とXmasを一緒に過ごせないなんて…さり気なく初めてだもんね』


お母さんも、どこか寂しげな口調で言う。




本当に、子離れができない人たち…(汗)

私もう高校生だよ?


Xmasくらい、好きにさせてよ。





『じゃあ、また連絡するわね。おばあちゃんとおじいちゃんたちに、迷惑かけないようにね』

「…はいはい」


あーめんどい(汗)




お母さんとの電話を切る。


私は「ふぅ」と息を吐いた。
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