俺様男子とラブ同居
私の目は、自然と慶太を探していた。

これはもう病気なのか…



「これバレンタイン!一応、手作りだよ♡」

「えっ、マジかよ♪超うれしー」


隣のカップルは、ラブラブモード。

ってゆうか、私がこの場にいるのっておかくない(汗)?



「こんなに大きいのありがとう!つーか、渡すの帰りで良かったのに〜今だと、食いたくなるだろ♪」

「いやでも…早く渡したくて♡」


あー

私、完全にここにいない方がいいよね(汗)



彩たちを見ていらなれなくなり、ふと教室の中に目をやると…

見覚えのある子に、目が止まった…




あの子…

この前慶太と、家の前にいた子…


胸がモヤモヤする…


その子を、何気なく目で追うと…



っ!


その子が向かった先は、慶太だった。

少し恥ずかしそうに慶太に話しかけ、その子が取った行動。それは…




「………!」



慶太に、バレンタインのチョコレートを渡していたのだ。
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