俺様男子とラブ同居
俺は永井に近づいた。



「おい」

「え、な…なに?」


俺が近づくと…永井は、かなりビビっている様子。




「…ちょっと顔かせ」

「え(汗)」


俺と永井は、2人で廊下へ…




「それ…」

「え?」

「それ!」


永井の手に持っている、小さな袋を指差す俺。




「ああ、これ?」

「それ…歩夢からもらっただろ?」

「え、あ…違うよ。彩ちゃんて子から…」

「え…彩?」


彩って……栗原か?




「家庭科でクッキー作ったからって。椎名が、彩ちゃんから頼まれたみたい…」

「……じゃあ、携帯は!?連絡先、交換してただろ!」

「あれも、彩ちゃんて子のアドレスを聞いたんだよ。俺から送ってくれって、椎名に頼まれて…(汗)」
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