俺様男子とラブ同居
嫌…

嫌だ…


胸のモヤモヤは、もういっぱいだった。




「っ!」


その時、慶太と目があってしまった私。

最悪…



「ごめん彩っ、私ちょっと…」

「え、歩夢?」


私は慶太に背を向けて、その場から逃げた。




もう嫌…


幼なじみなんてうんざり…


厄介なだけ…



恋なんて嫌…


苦しいだけなんだもん…


自分がどんどん嫌になるんだもん…





気がつくと、目からは涙が溢れていた。
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