俺様男子とラブ同居
私は覚悟を決めた。




「先輩……私…」


ギシっ…



ビクッ




その時すぐ後ろから、元音が聞こえ、びっくりした私は、携帯を耳に当てたまま後ろを振り返った。





「えっ……」


振り返ると…

私の体は固まってしまう…


なぜなら…




け、慶太!?



慶太が私のすぐ後ろにある、古い机の上でしゃがみ込み、タバコをくわえ、こっちを見ていたから。





『どうしたの?もしもし?歩夢ちゃん大丈夫?』


電話からは、先輩が私を心配する声が…!




「え、あ……あのっ…」


先輩との電話よりも、いきなりの慶太の登場に、動揺を隠せない私。
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