俺様男子とラブ同居
ソファーでうつ伏せになりながら、うっすらと目を開けると…

慶太も、まだプラモデルで遊んでいた。




『あゆむ、いかない…』

『え、どーして?』

『…おなか、すいてない』


とても、外食なんて行く気分にはなれなかった…



『おれもいかない。ふたりで、いってくれば?』

『慶太もか?どーしたんだ、一体?』

『プラモやりたいから』

『もう…(汗)』


お母さんと栄治が、困っている。




『おれらはだいじょーぶ。ごはんも、ふたりでたべるから』

『うーん…』

『ふたりでいってきて』


慶太が、2人を押した。




『じゃあ、ちょっとだけ……』

『すぐ帰ってくるからね』

『いいよ、ゆっくりで』


慶太は、お母さんと栄治を、追い出すように玄関まで送った。

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