俺様男子とラブ同居
私の頭をポンと撫で、栄治は仕事へ出かけて行った。



「慶太は起きたの?」


お母さんが、朝食の準備をしながら、私に話しかける。




「うん…今、脱衣所にいる」


私はそう言って、朝食のパンを頬張った。



あまり言いたくないのですが…

慶太は中学頃から、グレてしまい・・

いわゆる『ヤンキー』というやつになってしまいました。



喧嘩やタバコ…

その他諸々のことをしでかして、私たち家族を困らせる慶太。


せめて高校だけは卒業して欲しいという、栄治のために…

私は毎日慶太と一緒に学校に通学して、慶太をサボらせないようにしています。
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