俺様男子とラブ同居
「次はひざだね。俺につかまって」

「…あ、ありがとうございます」


坂本先輩の肩に捕まり、両膝を洗った。



こうなふうに…慶太以外の男の子に触れるのは、初めて……

ちょっと緊張しちゃうな…




「おーい、坂本!ちょっといいか〜?」




すると慌てた様子で、坂本先輩を呼ぶ先生。




「あ、はい!」

「私はもう大丈夫なんで、行ってください」

「ごめんね。保健室に行って、先生に手当てしてもらって」

「はい!ありがとうございました!」


ペコッと、頭を下げる私。




「じゃあね。ケガ、お大事にね」

「はい!」


坂本先輩は、優しく笑って手を振って、先生の元へ行った。




2年の人と、初めて話しちゃった!

イイ人だったな…


しかも、結構カッコ良かったし〜

慶太には、負けるけどね。



そんなことを考えながら、保健室へ向かった。






ガラ…


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