俺様男子とラブ同居
栄治や私のお母さんがいない時は、私が慶太の監視係なのです(汗)





「あーやっときた…」


私が朝食を食べ終わる頃、だらしなく制服を着こなした慶太が、リビングに入ってくる。




「慶太、ご飯は?」

「いらねえ」

「じゃあお弁当にしてあげるから、学校で食べなさい」

「はいよ」


お母さんは朝食のパンを、慶太に持たせる。

意外とお母さんは、慶太に甘かったりする…



「ほら、慶太!早く!遅れるよ」

「…はいはい」


ダルそうにそう言って、慶太は靴を履いた。




「行ってきます」


そして私と慶太は、家を出て学校に向かう。

学校は家から徒歩で、10分くらいの場所。
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