俺様男子とラブ同居
そばにあった消毒液と、綿を手に取る俺。



「しみるかも(汗)」

「ん」


歩夢は片足を俺に突き出す。

俺は膝の血が滲んでいる部分に、消毒液を垂らした。





「…派手に転んだな(笑)」

「ハハハ……(泣)」

「ったく…」

「・・・・///」


恥ずかしそうな顔をする歩夢。





「慶太とか、彩はいいな…スポーツできて・・」

「あ?」

「二人共、勉強もまあまあできるよね。私なんか、ちゃんと勉強してんのにできないもん」


歩夢は、首を傾げる。





「よく高校入れたな(汗)」


ま、この高校も、一般でギリギリだったけどな、歩夢は(汗)





「ねー、奇跡だよ」
< 77 / 365 >

この作品をシェア

pagetop