俺様男子とラブ同居
私が慶太に想いを伝えられない理由は、それもあった。


ずっと一緒にいたんだから、告白するチャンスはいっぱいあった。

でも、できなかった。


もしフラレたら…

そう思うと、怖くてできなかった。


私たちは、幼馴染みである上に、家族でもあるんだから…





「…難しいねえ」

「そうなのさ〜幼馴染みって…結構、切ないのよ」


おばさん口調で話していると…





♪~





私の携帯が鳴った。


この音は……LINE!

って、ことは・・・



「坂本先輩からだ!」

「マジ!?」


まったりしていた体を起こし、私は携帯を開いた。

そしてスマホの画面を指でスライドし、LINEのアプリを開く。
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