車椅子から見える愛
私が小学校6年生のときに、由美ちゃんが亡くなった。
医師からも12歳くらいまでしか生きられないと言われていたらしい。
由美ちゃんのお母さんはもっともっと生きていて欲しかったと言っていたらしい。
親ならみんなそう思うのが普通だ。
でも、由美ちゃんはこの世でたくさん頑張った。
頑張って頑張ってそして寿命がきたのだ。
障がい者も人間だ。
一生懸命に生きている。
一人一人の役目を持って生まれてくるのだ。
その役目が終わるときがくる。
頑張ったね。
ありがとう。
私はもう少し頑張るよ。
もしかしたらもっともっと頑張るかもしれないけどね。