車椅子から見える愛
母は次の日学校に乗り込んだー!
母は普通は弱々しく見えるが、子供が酷い目にあってるとわかると激しいのよ!私のことでも何回学校と衝突したか……!
その話はまた後ですることにするけどね。
「昨日のカウンセリングで大変なことがわかりました!できれば校長先生や教頭先生とお話しをさせて頂きたいのですが!」
保健室で母は、保健室の先生にそう伝えたの。
「わかりました。教頭に話してまた連絡しますので」
「よろしくお願いします」
ーしかし養護学校では、一人一人の障がいの個性が違うので、先生にお願いするのは仕方のないことだと思うが、まさか涼太の学校の先生にまでお願いしなくてはいけなくなるとはー
母は何故?という気持ちの方が強かったみたいだよ。