車椅子から見える愛
障がいを受け入れて

私は入院から3日目には、退院することができた。


今までと何も変わらずに、オモチャに触ったりする私を見て、両親も祖母も安心していたわ。


特に母は、これがほんとに幸せなことなんだって実感したみたい。


私が笑って、私がオモチャで遊んで、絵本を見て、TVの子供番組を見て、そんなことができるだけで、もうそれだけでいい。
そう思ったのだと思う。


しかしあのケイレンはなんだったのか?それを確かめなくてはいけないんだよね。


私たちは予約していたR病院に行ったの。


< 82 / 467 >

この作品をシェア

pagetop