風に恋して:番外編
「ま、待って」
リアはガウンのボタンに触れようとするレオの手を掴んだ。
「どのくらい?」
その、熱のこもったレオの問いにリアは咄嗟に声が出ないようで。レオもリアも何も言わないまま、静かな部屋にはリアの震える呼吸の音だけが響いた。
「待つよ」
沈黙を破ったのはレオだった。
リアがその言葉にホッと身体の力を抜いた瞬間を見逃さず、レオはボタンを外し始めた。リアが声を出すよりも早く唇を塞いで言葉を紡がせないまま白い肌を露わにする。
「待つけど……少しだけ、欲しい」
レオは唇を首筋から胸元へ滑らせた。直接与えられるレオの体温の熱さに、リアが耐え切れずに声を上げる。
片方の手の甲を唇に押し付けて、もう片方の手でシーツをギュッと握って。
それでも、リアにはレオを受け入れる意思がある。何度か、こうしてリアの肌に触れていたから……ここまでは怖がりながらも何が起こるかを理解している。
「や、レオ……熱い」
いつもより長く続くキスの雨に、リアがレオの肩を掴む。レオはリアの額にキスを落とすと、上着を脱ぎ捨てた。
今日は、もう少し……
もう少しだけ、先を見せたい。
リアはガウンのボタンに触れようとするレオの手を掴んだ。
「どのくらい?」
その、熱のこもったレオの問いにリアは咄嗟に声が出ないようで。レオもリアも何も言わないまま、静かな部屋にはリアの震える呼吸の音だけが響いた。
「待つよ」
沈黙を破ったのはレオだった。
リアがその言葉にホッと身体の力を抜いた瞬間を見逃さず、レオはボタンを外し始めた。リアが声を出すよりも早く唇を塞いで言葉を紡がせないまま白い肌を露わにする。
「待つけど……少しだけ、欲しい」
レオは唇を首筋から胸元へ滑らせた。直接与えられるレオの体温の熱さに、リアが耐え切れずに声を上げる。
片方の手の甲を唇に押し付けて、もう片方の手でシーツをギュッと握って。
それでも、リアにはレオを受け入れる意思がある。何度か、こうしてリアの肌に触れていたから……ここまでは怖がりながらも何が起こるかを理解している。
「や、レオ……熱い」
いつもより長く続くキスの雨に、リアがレオの肩を掴む。レオはリアの額にキスを落とすと、上着を脱ぎ捨てた。
今日は、もう少し……
もう少しだけ、先を見せたい。