風に恋して:番外編
「先が思いやられるな?」
クスッと笑って言うレオはさっきとは違う“楽しそうな”表情をした。
リアはムッとしてレオを睨む。
「もう、知らない」
『んうぅー』
リアがまたレオに背を向けると、ルカも唸るような声を出してリアの髪にまとわりつくように吹いた。
「ルカ、リアが拗ねた。また明日だ」
笑いを耐えるような声にまたムッとして、リアはレオから少し離れる。
「お前もそんなに端っこに行ったら落ちるだろ」
レオがそっとリアの身体を元の位置に戻すのを、リアは抵抗せずに受け入れた。レオはもう1度クスッと笑って、後ろからリアを抱きしめてくれる。
「ルカ、お前はもう寝る時間だ」
『きゃはっ!ぱー、まー!う、うー!』
2人が寄り添ったのが嬉しかったらしいルカの笑い声が響いて、パチンと風が消えた。レオの温もりが更に近くなる。
「俺がルカに構う理由、わかってないだろ?」
耳元で囁くレオ。リアはお腹を優しく撫でるレオの手に自分の手を重ねた。
クスッと笑って言うレオはさっきとは違う“楽しそうな”表情をした。
リアはムッとしてレオを睨む。
「もう、知らない」
『んうぅー』
リアがまたレオに背を向けると、ルカも唸るような声を出してリアの髪にまとわりつくように吹いた。
「ルカ、リアが拗ねた。また明日だ」
笑いを耐えるような声にまたムッとして、リアはレオから少し離れる。
「お前もそんなに端っこに行ったら落ちるだろ」
レオがそっとリアの身体を元の位置に戻すのを、リアは抵抗せずに受け入れた。レオはもう1度クスッと笑って、後ろからリアを抱きしめてくれる。
「ルカ、お前はもう寝る時間だ」
『きゃはっ!ぱー、まー!う、うー!』
2人が寄り添ったのが嬉しかったらしいルカの笑い声が響いて、パチンと風が消えた。レオの温もりが更に近くなる。
「俺がルカに構う理由、わかってないだろ?」
耳元で囁くレオ。リアはお腹を優しく撫でるレオの手に自分の手を重ねた。