君に Ⅰ 〜あなたに会えて〜

俺はそれを丁寧につかむと、

「これさ、昔その子がくれたんだ。


・・・覚えてる?」

そういうと、驚いた顔をしてこちらを見た。

「・・・しゅんくん・・・?」

「あぁ。まこと。俺だ。会えて


嬉しい。」

そういうと、真琴は俺を抱きしめた。

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