【短編】消えない
考えれば考えるほど
どれほどあなたへの
気持ちが大きかった
のかが思い知らされる。



ほんとは大声で叫びたい―‥


「誰よりも大好きだぁ!!」


って叫びたい。


でもどんなに叫んでも
私の隣にくることは、
けしてないんだよね。



側にいるとこさえ想像も
出来ないよ。


それほど遠い存在
だったんだ。


好き好き言ってるわりに
この1年間一言も言葉を
交わすこともなかった。


ただ私が遠くから
見つめてるだけ。


いつもあなたはキラキラと
輝いていた。
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