はやく俺を、好きになれ。
清純系が売りの女は清楚っぽさがあるがどこか警戒心のなさそうな顔をしていた。


天然そうで全体的にふわふわしてる“マユ”
















「……いくらなんでも似すぎじゃないか?」



俺の思ったことを代弁する葉の顔は引き攣っていた。その気持ちは分からなくもない。


何故なら、この雑誌に写るAV女優の女が真優そっくりだからだ。



「ねえ、陽、真優ちゃんってもしかしたら……」

「不吉な事言ってんじゃねえよ!」



続く言葉を察して即座に否定する。この女が真優なわけねえだろ!と葉を睨み付けた。
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