はやく俺を、好きになれ。
2:溺れすぎて沈む
真優とやってきたのは繁華街。人の多さも鬱陶しいが何よりも人の視線がウザってえ。男のいくつもの視線が真優に向いている。
変な目で見てんじゃねえぞゴラァ。その腐った目潰してやろうか。殺気を込めて睨み付ければ一斉に野郎は目を逸らした。
改めて真優の魅力がわかる。これだけ視線を集めているのにも関わらず本人は気にも止めない。女が好みそうな店に目は釘付けだ。
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2:溺れすぎて沈む