はやく俺を、好きになれ。
足が痛いのかヒョコヒョコ歩く真優の後ろを着いていく。危なっかしくて見てらんねぇ。



「見て!これ可愛い!」

「バカ。足痛いんだろうが。こんなん履いてどうすんだよ」



バカな真優はヒールが高いヤツを俺に見せてくる。的確に言えば真優は渋々靴を棚に戻した。


普段の真優なら似合いそうだったが今のお前には履けねぇだろ。
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