【BL】ベッドの中で明日を語る。
「それは俺も同じだな。お前が死んだら生き返らせたいさ。けど、」
彼が急に起き上がる。
腕に抱かれていた僕も必然的に起きあがった。
そして向かい合う形で座り合う。
「生死云々より、今を楽しむことが大事だ。」
「君らしいね。」
「だろ。」
彼の笑顔は眩しい。
花に例えると向日葵のような笑顔。
この笑顔を見ると、ギュッと胸が締め付けられる。
「明日……」
「ん?」
「明日も君が笑ってくれたら、僕の一日は幸せかな。」