異世界から王子様!?

やがて、あたしは解放された

「ごちそーさま」

ペロっと、舌で唇を舐めた

))ドキッ

その仕草にも、胸が高鳴るあたし

だが、今は頭がクラクラしている

「もうダメぇ…」

あたしはその場に座り込んだ

「大丈夫!?」

「うん。多分…」

ってか、あんたのせいでしょーが!!

それを言う気力は、残念ながら残ってなかった
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