空色ホイッスル
Side 圭馬
「気に入ったスパイク見つかって良かったな」
「あぁ……」
今日は部活がなかったので、学校から少し遠い所にあるけど、新しいスパイクを探しため
隣の市にあるショッピングモールに隣にいるうるさい七瀬とやってきた。
「俺もあのスパイクが良かったな。めっちゃ軽いし、かっこいいしさ」
新作出るんだったらこの前買わなきゃ良かったと嘆く七瀬。
でも俺は逆に七瀬がスパイクを買ってくれて良かったと心の中で思ってる。
だってさ……
「女子じゃないんだからお揃いとかはまじで勘弁」