空色ホイッスル
最寄駅に降りると、また暑さが身に染みてきて
空を見ると太陽はまだギラギラ照りつけていて日はまだ沈みそうになかった。
プラットホームから階段を下りて、改札を出ると
「芽衣、アイス食べない?
もう俺暑くてバテそうなんだけど」
と言ってみた。
「私もさっぱりしたアイスが食べたい!
あっ!そこにコンビニがあるよ!」
とコンビニの方向を指差した芽衣。
「本当だ!じゃあそこでアイス買おう!」
「うん!」
コンビニの中に入ると店員さんの「いらっしゃいませ!」という軽快な声と同時に涼しい空間に包まれた。