君の存在が笑顔になる
変わるものと変わらないもの
数日後の放課後、私はいつものように病院に行こうとしていた。
「桜香、今日も行くの?もう俺も行ってもいい?今日、塾ないから行きたいんだけど」
遼にどう気持ちを伝えていいか分からなくて、卑怯な私は急いで病院に行くということを口実にして、やらなければいけないことを後回しにしていた。
それに、面会出来るようになったら教えてと言われていたのに、そのことに触れようともしなかった。
ずるいな…。
でも、いつまでも逃げていられない。
ちゃんと向き合わないとならない。
「うん、一緒に行こう」
とりあえず、一緒に千太郎のとこへ行こう。
「桜香、今日も行くの?もう俺も行ってもいい?今日、塾ないから行きたいんだけど」
遼にどう気持ちを伝えていいか分からなくて、卑怯な私は急いで病院に行くということを口実にして、やらなければいけないことを後回しにしていた。
それに、面会出来るようになったら教えてと言われていたのに、そのことに触れようともしなかった。
ずるいな…。
でも、いつまでも逃げていられない。
ちゃんと向き合わないとならない。
「うん、一緒に行こう」
とりあえず、一緒に千太郎のとこへ行こう。