君の存在が笑顔になる
遼は漫画を3冊取り出して、千太郎へ手渡した。
「おー、これ読みたいと思っていたんだ。ありがとう」
「それ、10巻まで続いているから、続きが読みたかったらまた持ってくるよ」
「へー。ありがとう!」
遼はまた来るつもりなんだ。
私は複雑な気持ちで千太郎と遼の会話を聞いていた。
2人は今までほとんど話すことがなかった。これがキッカケで仲良くなったりするのかな。
私は何となく他人事のように見ていた。
「桜香、帰るなら送っていくよ」
「えっ?あの…」
面会時間終了までいて、千太郎のお母さんと一緒に帰ろうと思っていた。
「桜香、片野と帰ったら?いつも遅くまでいてくれてるんだから、たまには早く帰りなよ」
「おー、これ読みたいと思っていたんだ。ありがとう」
「それ、10巻まで続いているから、続きが読みたかったらまた持ってくるよ」
「へー。ありがとう!」
遼はまた来るつもりなんだ。
私は複雑な気持ちで千太郎と遼の会話を聞いていた。
2人は今までほとんど話すことがなかった。これがキッカケで仲良くなったりするのかな。
私は何となく他人事のように見ていた。
「桜香、帰るなら送っていくよ」
「えっ?あの…」
面会時間終了までいて、千太郎のお母さんと一緒に帰ろうと思っていた。
「桜香、片野と帰ったら?いつも遅くまでいてくれてるんだから、たまには早く帰りなよ」