君の存在が笑顔になる
「でもね、私と麻由子は結婚したら親戚になれるねって期待していたのよ。フフッ」


「そうだ!俺も期待していたぞ!絶対結婚しろよ」


私と千太郎はテーブルの下で手を握り合い、笑いながら話を聞いていた。


もしかして、生まれた時から結ばれる運命だったのかも。

離れなくてはいけない時期は神様が与えた1つの試練でそれを乗り越えたから結ばれたのかもしれない。


離れていてもお互いを想い合っていた。

だから、今、こうして隣りで笑い合っていられる。

< 237 / 256 >

この作品をシェア

pagetop