君の存在が笑顔になる
その初めて会った時から、1ヶ月後に亜美は彼氏と別れた。


原因は分からないけど、俺はチャンスだと思った。


でも、亜美のそばには幹也さんがいた。幹也さんはなかなか告白しなかったけど。


俺は何でフリーになった亜美に告らないのか聞いた。


「俺は意識されてないんだよ。いつでも良き理解者で、良き友だち。告って、今の関係を壊したくないんだ。これでも小心者だからな」


寂しそうに苦笑していた。


「じゃあさー、俺が亜美さんと付き合ってもいいの?」


「亜美が選ぶならいいよ。俺は亜美のためなら何でもするから」
< 246 / 256 >

この作品をシェア

pagetop