強く…強く…
でもそんな誓いをしても、あたしの夢には、美里の出る日が多かった

それはほとんど小学校の頃の美里で、あたしの隣で笑ってた

けど、目が覚めると凄く切ない気持ちになった。これが現実だったら、どんなに良かっただろう…

どんなに言葉で否定しても、あたしは美里と前みたいに笑いあえる日を、待ち望んでいるんだ…

そんな日来るはずもないのに――…
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