強く…強く…
次の日あたしは美香達に昨日のことを話した

『―――ってことだからもしかしたら梅本や梅本のグループの奴らから何か嫌がらせを受けるかもしれない…巻き込んでごめん』

『全然大丈夫だよっ!!てかあんな人と仲良くなりたくもないしーぁーまぢムカつく』

昨日ことを思い出し、怒りを表す優花


ほかの2人も全然嫌な顔もせず、あたしの味方でいてくれた。でも…一人…萌だけ暗い顔をしていた

『あたしのせいでしょ…?あたしの上靴が隠されたから梅本さんと仲悪くなっちゃったんだよね』

下を向き申し訳なさそうに言う萌にあたしは慌てて昨日梅本が言ったことを言った

『違うって!!梅本とはその前から嫌われてて、萌の上靴隠されたのだってあたしを傷つけるためだったんだよ』

『そう…なの?』

『そうだよ。だから萌は何も悪くないよ』

『そうだよ悪いのは全部梅本さんぢゃん』

そう…悪いのは全部あいつだ…



この日あたし達は絶対にあいつに負けないことを誓った。あんなやつにどんなことがあっても屈しない!!
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