1番近くで見てる



「ここが3-1だから。先生が来るまでまってれば?」
「タメ口。」
「??」
「なんでタメ口なんだって聞いてんだよ」
「それは、凌太と幼馴染みで知り合いだか「俺はそんなつもりない、さっき会ったばっかのやつにタメ口聞かれたくねえし呼び捨てされなくねえ。」


「あっそ、分かりました。対・馬・く・ん!」
「ありがと、川合さん。(ニコッ」


ドキッ

こんなやつ…あたしの知ってる凌太じゃないのに。

「じゃあまた後で」


ガラガラッ

「優奈ぁ!やっと帰って来た。」
「心配したよ」

ガラガラッ
「ほら、席につけー」
「対馬凌太くんって来ますかー?」
「静かにしろー、対馬入って来い。」


「対馬凌太です。までこの街に住んでいました。よろしくお願いします。」

なんなの、あんな律儀なイメージつけちゃって。
女子の目がハート状態だし…


「席は…この際席替えをしよう」
「先生ナイスー!!」
女子はみんな凌太の隣になりたくて騒いでるみたい。

「あたしは29番だ!1番後ろの窓側の近くだ(*´□`*)」


ラッキーだなー♪

「よろしく、川合さん。」
この声って…
「対馬!!!」
「対馬くん、ね?」


はぁ、女子から睨まれるしこの席アンラッキーかも。
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