記憶喪失Girlと浮気性Boy



地面に広がる真っ赤な色。



俺の手も赤くなっていた。



それでも、彼女を離すことなんてできなかった。



離してしまったら本当に彼女は俺の元から消えてしまいそうで。



ただただ彼女の名前を呼び続けることしか出来なかった。



悠華、ごめんな。



俺の、せいなんだよな。



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