失望巡りて世界は廻る
クロネコさん
*
「いててて……まったく、飛ばしすぎなんだよ。もっと優しく飛ばしてよね」
誰に向かって放った言葉か。4番目は、ゆらりと去ってゆく霧をキッと睨む。
4番目の行き着いた先にはどこかの路地裏。はて誰もいない、どこへ行こうか。
とりあえず、と。立ち上がりゴスロリについた砂埃をぱんぱん叩いて落とす4番目。
「さて、どこへ向かおう……か、な………………………」
腰に手をあてた状態である一点を見つめたまま目を逸らさない4番目。
一体なにがいるのかと。
「にゃんにゃにゃーんっ、やっぱこの姿だとみいーんなお菓子くれて嬉しいにゃーんっ。…………およ?」
ばっちり目があった瞬間、思いきり目を逸らす4番目。その反応わっかりやすう。
「いててて……まったく、飛ばしすぎなんだよ。もっと優しく飛ばしてよね」
誰に向かって放った言葉か。4番目は、ゆらりと去ってゆく霧をキッと睨む。
4番目の行き着いた先にはどこかの路地裏。はて誰もいない、どこへ行こうか。
とりあえず、と。立ち上がりゴスロリについた砂埃をぱんぱん叩いて落とす4番目。
「さて、どこへ向かおう……か、な………………………」
腰に手をあてた状態である一点を見つめたまま目を逸らさない4番目。
一体なにがいるのかと。
「にゃんにゃにゃーんっ、やっぱこの姿だとみいーんなお菓子くれて嬉しいにゃーんっ。…………およ?」
ばっちり目があった瞬間、思いきり目を逸らす4番目。その反応わっかりやすう。