ホモを戦闘中!!【vs高尾和成】
1~君を考えるだけで死亡フラグです~
そんなちょいストーカー気味
の私、空也小春(くうや こはる)は
親友の加奈ちゃんといつも通りの私の机で昼休みを過ごす
「わー、小春のお弁当相変わらずおいしそうだね。すごいな~これ全部自分で作ってるとか!」
加奈ちゃんは私と自分の弁当を見比べる
『いやいや、大したことないよ?』
「いや、すごいから!すぐにお嫁にだせる」
『おっお嫁!!!』
私は頭を机に叩きつける
わわわ、一瞬高尾くんと夫婦してるところ想像しちゃった!
はっ恥ずかしいっ
「こーはる?!どうした?大丈夫?」
加奈ちゃんはそっと顔を上げる私を覗きこむ
『...///』
多分私の顔は真っ赤
好きな人のことちょっと考えるだけで
すぐこうなっちゃう私
赤面しやすい体質みたいで
だからすぐ加奈ちゃんにも高尾くんがすきなことも
何も言わなくてもばれちゃったみたいで
「もーう、また高尾のこと考えてたのか、よっぽど好きなんだね」
『....うん、すっ好き///』
言葉にしていうのが恥ずかしくて
ノートで顔を隠す
「どんだけ恥ずかしがり屋なの!これじゃあ、高尾と付き合ったときどうするの?あんた確実熱上がりまくって死んじゃうじゃんっ」
『つっ付き合う!!!!!!!はぁう////////』
高尾くんと付き合うなんて想像しただけで...
私は全身がほてって机に倒れこむ
「もーう!小春!興奮し過ぎ」
加奈ちゃんの声が遠く聞こえる
あー、私は本当高尾くんが好きみたい
そしてまた想像する
高尾くんが高尾くんが
もしここに来て私のお弁当の
おかずをつまみ食いしたらどうしよう...
「おー、この弁当空也がつくったのー?!」
『えっ!!!!』
私は机に伏せてた頭を思わず上げた