ホモを戦闘中!!【vs高尾和成】
「空也どうした!?」
「小春しっかりしなっ!シャーペン渡さないと」
加奈ちゃんの言葉で我が身に返る
『ごっごめん、はい』
私は慌ててクマのシャープペンを高尾くんに渡す
「おう!サンキューっ!」
「むっ、感謝するのだよ」
高尾くんに続いて緑間くんもソッポを向きながらお礼を言う
そういや緑間くん、私たちと目合わせてくれない
もしかして私のこと嫌いなのかなぁ
しょぼんとした顔を多分してる
「あー、コイツね、ツンデレだから、こうゆう態度しかとれないんだ、あんま気にしないで」
高尾くんは私の心の中を読んだかのように話した
「うっ!高尾、余計なお世話だ!ほら行くぞ」
緑間くんは顔を真っ赤にしてクマのシャープペンを大事にもち
背を向けた
「はいはーい!じゃあ、ありがとな!」
そういって高尾くんはやっぱ笑顔で緑間くんのあとに付いていってしまう