ホモを戦闘中!!【vs高尾和成】
2~ホモとドルオタ~
*高尾side*
「よかったね~、シャーペン貸してもらって」
俺は横で廊下を歩いてる、さっき空也に貸してもらったシャープペンをじっと見つめる
真ちゃんに話しかける
「......」
「真ちゃーん??折角俺が頼んで貸してもらったくせに無視かよー」
「お前はつべこべうるさいのだよ、ただ....」
すると真ちゃんはメガネのブリッジに手を添えメガネをクイっとあげる
「真ちゃん?」
「だから、その...高尾がその、空也をいつも見てるのってほんとなのかと...」
横で顔を真っ赤にさせる長身の緑頭メガネに
ついキョトンとなる俺
この言葉が俺に火をつける
「もっ、もしかして真ちゃん!ヤキモチ焼いてたの?!?!」
「なっ、なに言ってるのだよ!!!確かに空也は一般的に言ったら美少女かもしれんが」
「はー、ヤキモチっしょ?!マジ真ちゃん素直になろうぜ?確かに空也は可愛いけどそれは誤解だから」
「ごっ?誤解?」
「真ちゃん席一番後ろだろ?んで授業中ホークアイで真ちゃん見るときも一緒に見えちゃうだーけ!」
「え、つまり...」
「俺が見てんのは真ちゃんだっけつーの!」
そして俺はだーいすきなだーすきな人真ちゃんを抱きしめた
「たっ!高尾!!!人前ではやめろぉぉぉぉぉおおおぉ!!!」