ホモを戦闘中!!【vs高尾和成】
*小春side*
いろいろあってもう
夏休みも終え学校も2学期を迎える
高尾くんを好きになってから
時間がただ過ぎるだけの毎日
夏休みの前の席替えで
高尾くんとは席が離れてしまって
それからぱったり
高尾くんとはかかわることがなくなった
私みたいな地味キャラに
あの時関わってくれただけキセキなのかもしれない
やっぱ好きだからこそいっぱい君と話したいわけで
好きだからこそ傍にいたい
でも、あの時の加奈ちゃん言葉が胸にささる
「高尾と緑間ってホモカップルっていう奴じゃないの?」
*
*
*
「空也さーん、今日の掃除私ら出れないんだけど一人でも大丈夫?」
帰る準備をして掃除場に向かおうとする私に声をかける
3人組の女の子たち
私の掃除の班の子だ
『うん、いいよ~』
「まじ?!空也さんマジ優しいー!ありがとー」
そういって彼女たちは私を後にして去る
一人で掃除とか初めてだ
出来るかなぁ
そう思ってるうちに掃除場所の第一体育館裏につく
よしっ!頑張りますかっ!