【短】愛を、このカラダに焼きつけて。










「先輩…」



「あ、爽介くん、温まった?……って!」




な、なな、何で上半身裸なの!?




「そ、爽介くん!?
ちゃんと着ないと湯冷めしちゃうよ!?」



「え…だって……
どうせ脱ぐんだし…」



「!?」




爽介くん、やっぱり勘違いしてる!!




「そっ、爽介くんっ!
あのね!私はそんなつもりじゃないの!」



「え……?」



「ホント、ただ泊まるためだけっていうか…」



「…………」




あ……れ…?



何故か、片手で顔を覆ってる爽介くん。



えと…ここはもっと、



『ですよね~!』とか、『俺もそんな気ないですよ~!』とか、言うところじゃないの…?




< 12 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop