俺ら参上ッッ!!
*恋一side*
ひかりがオレに抱きついてきた。
ひかりが大胆だ…ヤベェ…!//
「…心配しないで、恋一」
「え…??」
ひかりの声は少し震えていた。
オレを抱きしめる力が少し強くなった。
「いくら誰に告白されても…
私は心揺れないから…」
それって…
「お前…」
「私…恋一が好き」
「!?////」
いきなりのひかりの告白に、オレは胸の鼓動が速くなった。
「だから…私の側にいてください…」
緊張してるのか、さっきより声が震えていた。
ひかり…
ほんとお前ってヤツは…
「バーカ…
そんなこと言われなくたって…側に置くに決まってんだろ…」
「恋一…」
上目遣いしてきたひかりにオレは抑えられなくなってキスをした。
「ん…」
ひかりの吐息が漏れた瞬間、オレは今までにないくらい…ドキドキしていた。
「ひかり…オレもお前のこと好きだ…
お前が最近有名になって、焦って…」
ほんとオレ、カッコ悪ぃな
「私だって…恋一モテるから不安だったよ?」
お互い様だったのか…
「もうそんなの関係ねーよ」
またオレはひかりにキスした。
「もう…オレのだし」
「……うん」
オレ達は笑いあって、何回も何回も唇を重ねた。
今までじゃ想像もできないくらい、オレは幸せだった。
ひかり…好きだ
大好きだ…
一年の時なんかより、もっとひかりに対しての好きが大きくなっていた。
「大事にする…
お前は…オレの彼女だからな」
相変わらずキザだと思うけど、この言葉以外思い浮かばない。
それくらい…ひかりが好きだ。