曖昧プラトニック【完】








それからしばらくして、お互いに食事を終えた。



「さて、そろそろ行こっか」

「俺、払うから」

「え?いいよ。割り勘とかで」

「男が割り勘とかダサすぎ」

「あ...ありがとう」

「...」




土屋は、相変わらずぶっきらぼうだったけど
...ああ言ってくれたのは、すごく嬉しかった

のと同時に、この胸に堕ちてくるあの感覚。





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