曖昧プラトニック【完】






「え?なになに?」


みんなは、そんな土屋 蒼空の言葉を待ち構える。





「......うるさい」






教室中が、一瞬で凍りついたのがわかった。



土屋 蒼空のいま呟いた言葉は、魔法のようにさっきまでうるさかった女の子たちを黙らせた。



< 35 / 222 >

この作品をシェア

pagetop