曖昧プラトニック【完】








「うるさいんだよ、朝から。ちょっとは静かに出来ないの?てか、俺の周りにたかんな。暑苦しいうっとうしい」

「...............」





見た目からは想像のできない言葉に、絶句。

今朝のあたしと同じ反応だ。


キリッとした冷たい土屋 蒼空の目に
低い声で放たれた冷たい言葉...。

女の子たちはなにも言わず、土屋 蒼空の机から離れた。



涙目になっている子や、怒っている子。

気持ちは、わからないでもない。




< 36 / 222 >

この作品をシェア

pagetop