曖昧プラトニック【完】
「うるさいんだよ、朝から。ちょっとは静かに出来ないの?てか、俺の周りにたかんな。暑苦しいうっとうしい」
「...............」
見た目からは想像のできない言葉に、絶句。
今朝のあたしと同じ反応だ。
キリッとした冷たい土屋 蒼空の目に
低い声で放たれた冷たい言葉...。
女の子たちはなにも言わず、土屋 蒼空の机から離れた。
涙目になっている子や、怒っている子。
気持ちは、わからないでもない。