曖昧プラトニック【完】






「うぅ、恥ずかしい...」

「顔真っ赤だな」

「どうしよう...。気になる?」

「別に?気にならないよ」




「本当?」と聞き返すと、「本当」と笑いながら、あたしの頭をぐしゃぐしゃと撫でた。



「......あー、もうっ。折角朝頑張ったのに...」




そういって、わざと春希に怒る。


ぐしゃぐしゃになった髪。




< 6 / 222 >

この作品をシェア

pagetop