そばに居てくれますか?
「わかった。もう一度だけ、チャンスを上げる。でも、もし明日も同じようなら。この仕事を直ぐに降りて貰いますから
そのつもりで頑張って!」

「はい。わかりました!」
と、言ってその場を走り去っていった。そんな
やり取りを見ていた田村が近づいてきた。

「ねぇ、今のって。
かなりキツイよね?!
かわいそうじゃない。
それに別に皆の前で
あんな言い方しなくても良いんじゃない?」

「そうですか?それに、仕事の事ですので口を出さないで頂けますか?」
「何だそれ?!」と、田村
「あんたさ、誰に口
きいてんの?さっきの
言い方もそうだけど
一体、何様だよ!」

「すみませんでした。確かにキツイ言い方だったかもしれません。
でも田村さん。自分の仕事に関しては相手が
誰であろうと口は出して貰いたくありませんので。」
「何だ?本当、何様なんだよ!」

「申し訳ありませんが、これからプロデューサーとの打ち合わせがありますので失礼します。」
と、スタジオを出て行った。
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