そばに居てくれますか？

｢良いじゃないですか！行きましょうよ！｣

｢でも、やっぱり私は行けないよ！」

｢なおさん、今は仕事の事は忘れましょうよ。｣
｢それもそうだけどやっぱり私はこのまま帰るよ。２０時にＪＪで待ってるって言ってたからさ、私は仕事が入ったとか言っといて！美紀も、一応。わかってるとは思うけどハメを外さないようにね！｣

｢そんな、なおさん！」 なおはそのまま帰った。
[行ける訳ないでしょ。ホントにさ！！｣

美紀は、ＪＪに向かった。そこには神木と立石が居た。美紀に気付いた神木
｢あれ？美紀ちゃん一人？高木さんは？｣

｢すみません。仕事で社に戻りました。また、今度。誘ってくださいと、言ってました。｣

｢じゃぁ、オレはお邪魔みたいだから帰るわ。神、ごゆっくり！｣
と、手を上げて店を出る立石。立石はなおにこの前の事を謝るつもりだった。
その頃、なおは一人タクシーを待っていた。何人もの人が並ぶ中、やっとなおの番が回ってきた。タクシーに乗ろうとした時、酔っ払いのおやじが割り込んで来て、なおを突き飛ばした。その勢いで倒れてしまった。誰一人見てみぬ振りをしてる。タクシーが走り去ろうとしていた時、突然。
タクシーを停める人！