そばに居てくれますか？
仕事に間に合わない！
という焦り。
久しぶりの胸に込み上げる感情があったのだ。

そして、何とか仕事にも間に合い。無事に初日を終えたが帰る前にどうしてもお礼を言いたかった私は、Ｇスタの入口で待っていた。
そこに立石君が出て来た。その後にメンバーが出て来た。

｢あの〜？！｣
確かに立石君と目が合ったはずだった。でも、次の瞬間。出た言葉はあまりにも以外な言葉だった。３時間前に居た立石君とはまるで別人だった。｢あの〜？先程は・・・｣と、言いかけた時。
メンバーの田村が言った
｢あれ〜？陸、お前！これから年上のお姉さんとデートですか？｣
メンバーの手前と、田村の言い方にムカッとした陸は。

｢んな訳あるか！こんな人。俺、知らないし！それに年上には興味はない。困るんだよね！ホントこういうのさ！！｣

その言葉はあまりに以外過ぎて謝るだけ・お礼を言うだけなのにショックを隠せず泣きそうになりそのまま走り去った。

｢あ〜ぁ。いいのかな？｣と、田村。

｢別に！俺には関係ないから。｣と、声がした。
[芸能人は、皆。あ〜。なんだ！]私は、涙が止められなかった。今までにない想いが胸に突き刺さった。
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表紙・目次

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