コンクリート・ハウス
「オラオラ、兄ちゃん吐いちまえよ。あの娘に惚れたのかぁ~?ガハハハ!」


「バッカじゃねぇのあるわきゃないしょ。」


腹が立つのをやっとの事で抑える。こいつは人の反応を見て喜ぶから、相手にしてはいけない。


「んな事言ったって顔赤いぜぇ~、兄ちゃん意外とロリなんだなぁ。」


「あ?」


「しっかし、あんなブッサイクが好きとはねぇ~。俺だったらもっとこう…」

「うぶッ」




気が付くと俺はタクランケを殴り飛ばしていた。
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